Thursday, July 14, 2016 10:25 AM

トランプ氏は「ペテン師」 米最高裁判事、異例の批判

 米連邦最高裁のギンズバーグ判事(83)が大統領選で共和党指名が確定した実業家トランプ氏(70)を「ペテン師」と呼ぶなど批判を繰り返している。政治的中立が求められる最高裁判事による特定候補の批判は異例。トランプ氏は14日までにツイッターで「もうろくしている。辞任しろ」と反撃し、選挙戦の“場外乱闘”が注目を集めている。

 リベラル派のギンズバーグ氏は最近、AP通信の取材に、トランプ氏が大統領になる可能性を「考えたくもない」と発言。ニューヨーク・タイムズ紙には、トランプ氏が大統領になれば「米国がどうなるのか想像できない」とも語った。

 CNNテレビとのインタビューでトランプ氏を「ペテン師」「うぬぼれ屋」と呼び、「頭に浮かんだことを何でも口にする」とこき下ろした。(共同)