Thursday, July 14, 2016 10:28 AM

首都決戦、論戦始まる 有力3候補が激突

 政治資金流用問題で舛添要一氏が辞職したことに伴う東京都知事選が14日告示され、過去最多となる新人21人が立候補を届け出た。2020年東京五輪・パラリンピックの準備や、政治資金の透明性などの議論が予想される。自民党は1999年以来の分裂選挙となり、野党4党の統一候補と併せ、有力とみられる3候補者が激突する。31日に投票、即日開票される。

 立候補したのは、いずれも無所属で、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、社民、生活推薦、元総務相の増田寛也氏(64)=自民、公明、日本のこころ推薦、元防衛相の小池百合子氏(64)ら。

 自民党は党の了解なく出馬した小池氏と、党が全面的に支援する増田氏の間で、99年以来の分裂選挙となり、野党4党は統一候補として鳥越氏を擁立した。(共同)