Thursday, July 14, 2016 6:08 PM
最高裁判事が「後悔」 トランプ氏批判で声明
大統領選で共和党指名が確定した実業家トランプ氏を「ペテン師」と呼ぶなどした連邦最高裁のギンズバーグ判事は14日の声明で「思慮に欠け、後悔している」と表明した。政治的中立が求められる最高裁判事が特定候補を批判するのは異例で、不適切だと非難する声が上がっていた。
リベラル派のギンズバーグ氏は最近、トランプ氏が大統領になる可能性を「考えたくもない」と発言。トランプ氏が大統領になれば「米国がどうなるのか想像できない」と語り、トランプ氏を「ペテン師」「うぬぼれ屋」と呼んだ。
トランプ氏は「最高裁判事が選挙に絡んでくるのは不適切だ」と反発。ニューヨーク・タイムズ紙は論説で「トランプ氏は正しい」と指摘した。(共同)
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