Tuesday, April 25, 2017 5:52 PM

トルコ軍に「強い懸念」 対クルド空爆で米国務省

 米国務省のトナー報道官代行は25日の電話記者会見で、トルコ軍がイラクとシリアでクルド人民兵組織の拠点などを空爆し、死者が出たことについて、米政府が「強い懸念」をトルコ政府に直接伝えたと述べた。

 トルコは過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦を進める米軍主導の有志連合に参加しているが、トナー氏は今回の空爆を「有志連合は承認していない」と指摘。「米国や他の有志国と適切な調整をしなかった」として不快感を表明した。(共同)