Wednesday, May 03, 2017 10:21 AM
首相、改憲20年施行目指す 「9条に自衛隊明記」
安倍晋三首相(自民党総裁)は3日、東京都内で開かれた憲法改正を訴える会合にビデオメッセージを寄せ「2020年を、新しい憲法が施行される年にしたい」と表明した。戦争放棄などを定めた9条を維持した上で自衛隊の存在を明記する文言を追加するよう提案。高等教育の無償化を巡る議論の進展も促した。憲法施行70年の同日に、「悲願」である改憲実現への決意を改めて示した形だ。安倍政権下の改憲に否定的な民進党など野党は一斉に反発した。
首相が改憲の実現時期について具体的な目標を明示したのは初めて。教育に言及することで、独自の憲法草案の柱に教育無償化を掲げる日本維新の会の協力を得る狙いがあるとみられる。自衛隊を憲法に位置付ける手法に関し、現行憲法に必要な条文を加える「加憲」を掲げる公明党に配慮した可能性がある。
ただ衆参両院の憲法審査会の論議は十分に進んでいるとは言えず、改憲への国民の賛否も割れている。首相が18年9月の総裁選で勝てば任期は21年9月までとなるが、思惑通り在任中に改憲できるかは見通せない。(共同)
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