Monday, July 18, 2016 5:46 PM

仏南部テロは計画的 検察「急速に過激化」

 フランス南部ニースの暴走テロで、同国検察のモランス検事は18日、記者会見し、チュニジア人運転手ラフエジブフレル容疑者(31)=警官隊が射殺=のパソコンから過激派組織「イスラム国」(IS)の旗やテロ、殺人の映像が多数見つかったなどとして「過激派に強い関心を持った容疑者による計画的なテロ」と断定した。

 また、信仰心の薄かった容疑者が「数週間か、数カ月で急速に過激化した」との見方を示した。

 一方、捜査当局が拘束した知人ら6人のうち3人が武器調達に関与した疑いがあると指摘したものの、ISによる直接の指示などテロの組織性は解明されていないと述べた。(共同)