Thursday, July 21, 2016 9:57 AM
義足五輪選手の量刑上訴へ 南ア検察「寛大すぎる」
南アフリカの検察当局は21日、首都プレトリアの自宅で恋人の女性を射殺したとして、殺人罪で有罪が確定した両脚義足の五輪ランナー、オスカー・ピストリウス被告(29)に禁錮6年を言い渡した高裁判決について、量刑が「驚くほど寛大すぎる」として上訴する方針を明らかにした。地元メディアが伝えた。
最高裁は昨年12月、過失殺人罪で禁錮5年とした高裁判決を破棄、未必の故意があったと認定し、より量刑の重い殺人罪を適用した。殺人罪の量刑は15年以上の禁錮刑だが、高裁は今月6日の量刑判決で被告の社会復帰が見込めるなどとして刑を減軽していた。(共同)
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