Thursday, July 21, 2016 9:59 AM

沖縄知事をきょう再提訴 政府、普天間移設巡り

 政府と沖縄県は21日、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡る訴訟の和解に基づく協議会を官邸で開いた。菅義偉官房長官は翁長雄志知事に、新たな違法確認訴訟を22日に福岡高裁那覇支部に起こすと伝えた。菅氏はこの後の記者会見で提訴方針を正式発表した。辺野古の埋め立て承認を取り消した翁長氏が、撤回を求める政府の是正指示に従わないのは違法だと訴える。政府と県は昨年、互いを訴え、今年3月に和解したが、再び法廷闘争に突入する。

 政府が提訴に踏み切るのは、2013年の日米合意で、普天間飛行場の返還時期について「22年度またはその後」としており、早期の移設工事再開が不可欠だと判断したためとみられる。

 翁長氏は協議会で、7月21日が期限となっていた県側からの提訴を見送る方針を改めて伝えた。協議会後、記者団に政府の新たな訴訟提起について「非常に残念だ。訴状が届き次第、対応を検討する」と述べた。(共同)