Friday, June 23, 2017 10:48 AM
三菱自、社長職廃止へ 益子氏は退任、CEO専任
三菱自動車が社長職を廃止する方向で検討していることが23日、分かった。益子修社長兼最高経営責任者=CEO=(68)が同日付で社長職を退任し、CEO専任となる人事を発表した。社長職は空席にし、廃止に向け来年度に定款を変える見通しだ。業務執行の責任者としての役割を強め、会長として経営を監督するカルロス・ゴーン氏との分担を明確にする。
益子氏は燃費不正が行われた当時にトップを務めており、社長続投に批判の声が出ていたが、今後も会社を率いる立場を続ける。
23日に東京都内で開いた定時株主総会では、株主から「益子氏はどうして燃費不正の責任を取らないのか」といった意見が相次いだ。(共同)
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