Tuesday, June 27, 2017 10:24 AM

伊調選手がギネス授与式 五輪V4、去就明言せず

 昨夏のリオデジャネイロ五輪レスリング女子で金メダルを獲得した伊調馨選手(33)=ALSOK=が27日、東京都内でギネス世界記録の認定証授与式に臨み「すごいことをした実感がない。純粋にレスリングが好きで追究してきた結果」と控えめに喜んだ。女子個人種目で五輪史上初の4連覇と、レスリング女子の最多金メダルがギネスの対象になった。

 現在は指導者の勉強にも励んでおり、去就を明言していない。「選手としてなのか、コーチとしてなのか分からないが、しっかり答えを出して(2020年)東京五輪を迎えたい。もうちょっと待ってほしい」と語り、現役とコーチ業のどちらに傾いているかを問われると「日によります」と応じた。

 将棋の最年少棋士でデビューして公式戦新記録の29連勝と快進撃を続ける藤井聡太四段(14)からも刺激を受けている様子。「挑戦する気持ちで突っ走っているのかなと思う。私もいろんなことに挑戦していければ」と話した。(共同)