Monday, July 10, 2017 11:14 AM

東京五輪でも難民選手団 組織委は協力の意向

 国際オリンピック委員会(IOC)は9日、スイスのローザンヌで理事会を開き、昨年のリオデジャネイロ五輪で初めて結成された「難民五輪選手団」を2020年東京五輪でも継続する方針を確認した。

 大会組織委員会の武藤敏郎事務総長は10日、「大変素晴らしいこと。関係方面と連携して、きちんと受け入れ態勢もやっていきたい」と協力する意向を示した。同時に、入国手続きなどで対応が必要になる可能性があるとした。

 リオ五輪では、内戦が続くシリアから海を泳いで欧州に渡った競泳女子のユスラ・マルディニら10選手が特別参加した。(共同)