Tuesday, July 26, 2016 10:38 AM
日本発の食品安全規格策定 輸出増へ、国際標準に適合
食品関連企業が設立した民間団体は26日、農林水産省と協力し、国際標準にも適合した日本発の食品安全管理規格をつくったと発表した。海外企業との取引で新規格を活用し、日本食品の輸出増につなげる。この規格に基づき、みそや総菜といった和食に関連する食品の管理指針も策定する。
安全管理規格は食品の製造工程での異物混入や食品偽装を防ぐのが目的。企業からの新規格の認証申請受け付けは同日から始めた。運営団体は一般財団法人食品安全マネジメント協会(東京)で、2017年度までに国際的な承認申請を目指す。
国際的な食品取引を巡っては、欧米の大手小売企業や製造業者が世界的な業界団体が承認した規格を活用している。こうした規格が日本になく、日本企業は海外規格を使わなければならなかった。日本語の規格ができれば、認証を取得しやすくなる。(共同)
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