Tuesday, July 25, 2017 10:33 AM

運輸省、航空3社に罰金〜過剰予約時の対応など問題視

 運輸省は21日、フロンティア航空、アメリカン航空、デルタ航空の3社が過剰予約(オーバーブッキング)や払い戻しなどに関する連邦の消費者保護規則に違反したとして罰金を科した。

 ロイター通信によると、フロンティア航空が科された罰金は40万ドル。オーバーブッキング時に搭乗客から自主的な退出者を募るのに失敗し、権利を書面で示すことなくその気のない搭乗客を退出させたといった対応などが問題視された。

 アメリカン航空は25万ドルの罰金を科された。2015年に「多数の」顧客に対して迅速に払戻しを行わなかったことが理由。

 デルタ航空は20万ドルの罰金を科された。2012〜15年に、搭乗者の機内持ち込み荷物や預け入れ荷物に関する報告を正しく行わなかったことが理由。同社は運輸省に対し、荷物の苦情をすべて報告していたら荷物の苦情が少ない航空会社のランキングで順位を下げていたかもしれないと説明していた。