Tuesday, July 26, 2016 1:16 PM

ロッテ創業者長女を起訴 背任などで韓国検察

 韓国検察は26日、ロッテ免税店などへの出店を希望する業者らから裏金を受け取ったとして、背任収財などの罪でロッテグループ創業者、重光武雄(韓国名・辛格浩)氏(93)の長女でロッテ奨学財団理事長の辛英子容疑者(73)を起訴した。聯合ニュースが伝えた。

 同ニュースによると、辛被告はロッテ免税店やロッテ百貨店への出店を望む業者に便宜を図った見返りに、裏金計約35億ウォン(約3億2000万円)を受け取ったとされる。

 ロッテでは昨年以降、武雄氏の長男と次男の経営権争いが表面化、不透明な経営体質が問題視される中で巨額の裏金疑惑が報じられ、検察が大規模な捜査を展開している。(共同)