Wednesday, July 27, 2016 9:57 AM

テスラ、電池工場を公開 EV向け、パナソニックと協力

 電気自動車(EV)メーカーのテスラ・モーターズは26日、パナソニックと協力して運営するネバダ州の工場「ギガファクトリー」を米国の報道陣らに公開した。AP通信などが報じた。EVなどに使うリチウムイオン電池を生産し、総投資額は50億ドル(約5260億円)規模となる。

 現段階で完成しているのは全体の1割強で、電池の生産規模を引き上げて大量生産することでコストを大幅に下げる。電池を搭載し、2017年終盤に生産を開始する新型セダン「モデル3」は、米国の基本価格を3万5000ドルに抑える。

 テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、3〜4年後に工場での雇用が1万人に達するとの見通しを示したという。(共同)