Friday, August 11, 2017 10:39 AM
水面に灯籠、故人しのぶ 日航機墜落32年
520人が亡くなった1985年の日航ジャンボ機墜落事故から12日で32年になるのを前に、現場となった「御巣鷹の尾根」の麓を流れる群馬県上野村の神流川で11日夜、故人をしのぶ灯籠流しがあった。雨が降る中、遺族らは水面にゆらめく光に向かい、静かに手を合わせた。
遺族や地元住民ら、参加者全員が河原で黙とう。墜落時刻の午後6時56分が近づくと、メッセージを記した灯籠を川に浮かべた。
娘3人を亡くした兵庫県西宮市の田淵親吾さん(88)は灯籠に「空の安全!」と書いた。尾根に慰霊登山する予定で「今年も娘に会いに来た。命ある限り、登り続けたい」と力強く語った。(共同)
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