Thursday, July 28, 2016 10:53 AM
元AIJ社長が2法人所有 パナマ文書で新たに判明
タックスヘイブン(租税回避地)に関するパナマ文書分析により、旧AIJ投資顧問の巨額年金資産消失事件で懲役15年の判決を受けた元社長浅川和彦受刑者(64)が二つの回避地法人を所有していたことが28日、新たに分かった。
浅川受刑者は22日に収監されたが、直前の取材に対し、1990年代半ばに英領バージン諸島の2法人を買収し株価操作などで利用していたと認めた。ただAIJとは関係がないと強調。「法人はもう稼働しておらず、口座に金は残っていない」と説明した。
国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)に参加する共同通信の文書分析によると、2法人は95年以降に設立され、2012年2月からはいずれの取締役、株主とも浅川受刑者のみとなっていた。両社は既に解散している。(共同)
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