Thursday, July 28, 2016 10:54 AM

実行犯2人は19歳 仏北部の教会襲撃テロ

 フランス北部ルーアン近郊のカトリック教会襲撃テロで、検察当局は28日、警官隊に射殺された2人組の容疑者のうち、身元が判明していなかった1人について、南東部サボワ県エクスレバン在住のアブデルマリク・プティジャン容疑者(19)と特定した。DNA鑑定などの結果、身元が明らかになった。フランスのメディアが伝えた。

 もう1人の実行犯はアデル・ケルミシュ容疑者(19)。過激派組織「イスラム国」(IS)の支配地域入りを図った疑いがあるとして、トルコ当局が6月下旬、プティジャン容疑者の顔写真をフランス当局に提供したが、フランス側は名前も居場所も割り出せなかったという。

 IS系のニュースサイトは27日、ISに忠誠を誓った2人組の男の動画を公開。フランス当局は両容疑者が自ら撮影したとみている。(共同)