Tuesday, September 05, 2017 10:39 AM

パイオニア、車両用の曲がるOLED照明を開発

 パイオニアは、車両用の曲がる有機発光ダイオード(OLED)照明を開発した。新しいOLED照明は明るく、色、明るさなどの要素をカスタマイズできる。寿命は一般的な製品の2倍の10年。

 パイオニアは、2017年6月にコニカミノルタと共同で設立したOLED照明の折半合弁会社コニカミノルタパイオニアに、樹脂基板上に曲がる技術を移行する。

 一部の車にはすでにOLED照明の組み込みが始まっているが、使われているガラス基板は湾曲した形状での設計が難しいのが問題だった。

 IHSマークイットは、LED/OLEDテールランプの世界需要が、16年の約1100台から18年には7万3000台以上に、20年には14万7000台以上に増加すると予測している。