Wednesday, September 13, 2017 1:34 PM

米大統領娘婿の辞任議論 ロシア疑惑で弁護士ら

 トランプ大統領の複数の法律顧問弁護士が、昨年の大統領選を巡るロシア疑惑の中心人物の1人でトランプ氏の娘婿、クシュナー大統領上級顧問について、疑惑捜査への懸念から辞任すべきだと議論していたとウォールストリート・ジャーナル紙などが12日報じた。

 クシュナー氏は政権中枢で外交や内政に大きな影響力を持つ。弁護士らはクシュナー氏がトランプ氏と関係が非常に近いため、疑惑捜査のトランプ氏への影響を懸念。6月にトランプ氏に懸念を伝えたが、トランプ氏は、クシュナー氏は悪いことをしていないとして聞き入れなかったという。

 また、辞任すべきかどうかについては弁護士の間でも意見が分かれている。(共同)