Friday, July 29, 2016 5:43 PM
ウナギ今年も「高根の花」 土用丑の日、ナマズに注目
30日は「土用の丑の日」。稚魚の不漁でウナギの値段は高止まりし、今年も「高根の花」だ。絶滅が危ぶまれるウナギの代替品として、食感を似せたナマズのかば焼きにも注目が集まっている。
水産庁によると、稚魚(シラスウナギ)は昨年冬に不漁で、不足分を輸入で補った。このため、昨年冬から今年春の漁期の取引価格は1キロ当たり182万円と前の漁期より8万円上昇。スーパーや小売店も、販売価格を昨年より1割ほど引き上げている。
今年注目されているのは、近畿大(大阪府)が開発したウナギに食感が似たナマズだ。試験販売した昨年に続き、東京・銀座と大阪市の直営飲食店で各100食を提供。今年は脂の乗りを良くして風味を高めたという。(共同)
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