Friday, July 29, 2016 5:45 PM
秋見据える首相 「強力布陣」で経済前面
安倍晋三首相は8月3日の内閣改造で、経済重視を前面に「強力布陣」を敷き、9月召集の臨時国会に臨む。事業規模28兆円超の経済対策が柱の2016年度第2次補正予算案を改造前に閣議決定し、早期成立を図る。ただ「見掛けは膨らんだ」(政府関係者)対策の効果は不透明。首相は秋の論戦を見据えるが、過去の臨時国会では新閣僚の不祥事が発覚し、痛手を受けただけに、与党内には足をすくわれないか不安視する声もある。
「未来への投資を大胆に行う力強いものにしたい」。首相は7月29日の閣議後の閣僚懇談会で、参院選で訴えたアベノミクス再始動に向け、経済対策を充実させる考えを鮮明にした。着実な遂行をにらみ「中規模以上」を想定する内閣改造では、屋台骨の麻生太郎副総理兼財務相らは続投させる方向だ。
首相にとり第一関門となるのが秋の臨時国会だ。補正予算など「経済関連の重要案件がめじろ押し」(政府筋)のためだ。低迷する経済の浮揚は政権の行方を左右するだけに、補正予算は「10月上旬」にも成立させ「切れ目のない」予算執行を確実にする。菅義偉官房長官は29日の記者会見で「国会で堂々と議論して進める」と強調した。(共同)
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