Monday, August 01, 2016 10:23 AM

南スーダンに武力介入を 米や周辺国、部隊投入要請

 南スーダンの首都ジュバでの戦闘再発を受け、周辺国が国連平和維持活動(PKO)に治安回復を目的とする武力介入部隊の投入を求めている。米国も国連安全保障理事会に武力介入の検討を要請した。しかし、南スーダンのキール大統領は部隊の受け入れを拒否しており、安保理は難しい判断を迫られそうだ。

 PKOの武力介入部隊は2013年以降、例外的措置として、コンゴ(旧ザイール)の武装勢力の無力化と武装解除を目的に同国に派遣されている。

 安保理は7月29日、PKOの南スーダン派遣団(UNMISS)の任期を8月12日まで延長することを決めた。それまでに武力介入部隊の投入など機能強化を検討する方針だ。(共同)