Monday, August 01, 2016 10:24 AM

「イスラム国」所属を明言 人質に実行犯、動機は報復

 日本人7人が死亡したバングラデシュ飲食店襲撃テロで、実行犯5人が立てこもり中、人質らに「われわれは(過激派組織)イスラム国(IS)に所属している」と明言していたと地元紙が1日報じた。欧米諸国でイスラム教徒が攻撃されていることへの報復と動機を説明しており、ISの呼び掛けに応じてテロを起こした可能性が濃厚になった。

 襲撃テロから1日で1カ月を迎えた。首都ダッカのテロ現場近くには花束がささげられ、大規模な反テロ集会が開かれた。

 ダッカ・トリビューン紙によると、実行犯らは人質に「ISを知っているか。われわれはメンバーだ」と説明。動機について「イスラム教を誤った方向に導く外国人を殺すためだ。あいつらは無実の仲間を殺した。次はわれわれの番だ」と主張したという。(共同)