Monday, August 01, 2016 10:24 AM

自民幹事長に二階氏 細田総務、茂木政調会長

 安倍晋三首相は、3日の内閣改造・自民党役員人事で焦点となっていた党幹事長に、二階俊博総務会長を充てる方針を決めた。後任の総務会長に細田博之幹事長代行、政調会長には茂木敏充選対委員長を起用する。党三役の新たな顔触れが固まった。政権関係者が1日明らかにした。高村正彦副総裁は再任される。

 閣僚では、岸田文雄外相や、公明党から入閣している石井啓一国土交通相が留任。高市早苗総務相、塩崎恭久厚生労働相、遠藤利明五輪相も続投の方向だ。稲田朋美政調会長を重要閣僚として処遇するほか、松本純政調会長代理の入閣を検討している。

 首相は谷垣禎一幹事長の党運営を評価し続投を求めていたが、頸髄損傷で入院し、復帰の見通しが立たないため、交代させる。(共同)