Monday, August 01, 2016 10:20 AM

「黒人差別」表現で退任 ラジオの天気予報担当

 ダラスのラジオ局「KRLD」で天気予報を担当していたボブ・グースマン氏が、交流サイト「フェイスブック」への投稿で黒人への差別的な言葉を使ったとして問題視され、退任に追い込まれた。地元メディアが30日報じた。

 グースマン氏は27日の投稿で、クリントン氏を大統領候補に指名した25〜28日の民主党大会の期間中に、銃犯罪で子どもを失った黒人の母親らが登壇したことに言及。黒人に対し差別的とされる言葉を使った上で、それらの人々の母親らを「ステージに立たせたことに激怒した」と記した。

 グースマン氏は、投稿は「民主党大会が母親らを集票に利用したことに怒っただけだ」と地元メディアに釈明。問題を起こしたことを謝罪した。(共同)