Monday, August 01, 2016 1:04 PM

米軍がリビアで空爆 「イスラム国」掃討強化

 米国防総省のクック報道官は1日、米軍が過激派組織「イスラム国」(IS)掃討のため、リビア中部シルトで空爆を実施したと発表した。オバマ大統領が作戦を承認した。シルトはISのリビア最大の拠点。

 米軍はイラクやシリア両国で地元治安部隊と協力しISを劣勢に追い込む一方、ISがリビアで勢力拡大することを懸念し、掃討作戦を強化する構えだ。

 米軍は今年2月、リビアでISの訓練施設を空爆し40人以上を殺害。他にも訓練施設があるとみて空爆を計画していた。(共同)