Tuesday, October 03, 2017 11:15 AM

対ロシア接触を文書で報告 トランプ氏の弁護士

 トランプ大統領の顧問弁護士マイケル・コーエン氏は2日までに、昨年の大統領選を巡る疑惑を捜査するモラー特別検察官や議会の委員会に対し、これまで報告していなかった大統領選中のロシアとの接触について文書で報告した。ワシントン・ポスト紙電子版が事情を知る関係者の話として伝えた。

 コーエン氏は昨年6月、ロシア側からサンクトペテルブルクで予定されていた経済フォーラムに招待され、メールをやりとりしたことを報告。フォーラムにはプーチン大統領らロシア政府高官の出席が予定されていたが、コーエン氏は招待を断ったという。

 また、コーエン氏は2015年にロシアの富豪からモスクワでの住宅建設計画を提案されたが、実現しなかったと報告した。(共同)