Tuesday, August 02, 2016 9:57 AM

小池都政スタート 改革本部設置を表明

 東京都知事選で初当選した小池百合子知事が2日、都庁に初登庁した。女性の都知事就任は初めて。記者会見した小池氏は、都や関連団体の業務を点検し、事業見直しや廃止を含めた抜本策を検討する「都政改革本部」を設置すると表明。その下に情報公開の在り方や、東京五輪・パラリンピック費用の妥当性を検証する調査チームを設置する考えも示した。

 選挙中に最大会派の自民党幹部を繰り返し批判していたことから、自民党都議団の幹事長は「どう対応するかは白紙」としている。小池氏は当選後「都民のためになる政策の実現のため(都議会と)連携を取りたい」と話し、2日は川井重勇議長や各会派を訪問した。

 また、職員への訓示では都の政策決定過程について触れて「いつ誰が何をどこで、どのように決めたのか。情報を公開することで、都政の信頼を回復したい」と述べた。(共同)