Tuesday, August 02, 2016 5:49 PM

NY株7日続落、90ドル安 円急伸、100円台

 2日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、米景気の先行き懸念で7営業日続落し、前日比90.74ドル安の1万8313.77ドルで取引を終えた。下げ幅は約1カ月ぶりの大きさだった。ハイテク株主体のナスダック総合指数は46.47ポイント安の5137.73だった。

 投資家はリスク回避姿勢を強め、外国為替市場では円相場が急伸。一時約3週間ぶりの円高水準となる1ドル=100円台後半をつけた。

 2日発表のゼネラル・モーターズ(GM)とフォード・モーターの7月の米新車販売が前年実績を下回ったほか、6月の米個人所得も伸びが市場予想を下回り、米国の経済減速を警戒した売りにつながった。東京や欧州の株安も投資家心理を悪化させた。(共同)