Tuesday, August 02, 2016 5:49 PM

米空軍のF35実戦配備へ 9月に空自用1号機を納入

 米空軍は2日、空軍仕様の最新鋭ステルス戦闘機F35が初めて実戦配備が可能になる「初期運用能力」を獲得したと発表した。空軍仕様のF35は航空自衛隊の次期主力戦闘機で、日米防衛筋によると今年9月に1号機を米国内の空軍基地で日本側に引き渡す方向で調整している。

 F35はレーダーに探知されにくく高度なステルス性能を持っている。ジェームズ空軍長官は声明で「米国が同盟国や国際社会のパートナーとともに脅威を抑止し続けるための重要な一里塚だ」と強調した。

 米軍はF35を2443機購入する計画で、うち空軍は1763機を取得する。太平洋地域への配備先はアラスカ州の空軍基地を予定している。(共同)