Tuesday, October 24, 2017 10:42 AM
学費高騰で住宅購入遅れ 米学生ローン返済が影響
大学の学費高騰が問題化する米国で学生ローンの返済負担により、初めての住宅購入が7年程度遅れると卒業生がみていることが24日までに、全米不動産業者協会(NAR)などの調査で分かった。在学中に抱える多額のローンが、卒業後の住宅購入に大きな影響を与えている。
調査は4月、学生ローンを返済中の22〜35歳の男女約9万人を対象に実施し、約2000人が回答した。NARの別の調査によると米住宅購入者の約3分の1は36歳以下が占めている。
回答者の約8割が住宅を所有していないと答え、その大半は学生ローンが重しになっていると指摘。8割以上が最低3年は購入が遅れるとした。(共同)
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