Wednesday, October 25, 2017 10:35 AM

大統領来日で警備最大規模 新部隊も編成、テロ警戒

 トランプ大統領が11月5日から来日するのを前に、警視庁は25日、米大統領の来日時としては過去最大規模の警備態勢を東京都内で敷くと発表した。トランプ氏をはじめとする要人の身辺警護に加え、発電所などのインフラ施設を狙ったテロ対策にも力を注ぐ。

 警視庁によると、トランプ氏の訪問先や国会周辺には、テロ発生時に銃器で対応する緊急時初動対応部隊(ERT)を配備。メラニア夫人や長女のイバンカ大統領補佐官の身辺を守るため、女性警察官だけの警戒部隊も初めて編成する。

 インフラ警備では、浄水場や発電所など重要施設の周辺で機動隊員らが警戒するほか、有事に迅速な対応ができるよう刑事部による初動捜査部隊も待機。サイバー攻撃に備え、各事業者にはテロ関連情報を提供し注意喚起する。(共同)