Monday, October 30, 2017 10:46 AM

民進、前原代表の辞任了承 31日後任を選出

 民進党は30日の両院議員総会で前原誠司代表の辞任を了承した。前原氏は合流を決断した希望の党(代表・小池百合子東京都知事)の衆院選不振の責任を取った。31日に改めて両院総会を開き、後任を選ぶ。党籍を残し、再登板案が浮上していた岡田克也元代表は代表選不出馬を明言し、新代表には参院議員が望ましいとの考えを示した。

 羽田雄一郎幹事長代理は「国民は『衆院にもう民進党はない』と思っている。参院議員が適任だ」と記者団に述べた。桜井充副代表も同様の認識を示し、羽田氏や大塚耕平広報局長の名前を新代表候補に挙げた。羽田氏は記者団に代表選出馬を否定した。

 岡田氏は30日夜、安住淳元財務相や江田憲司元代表代行らと対応を協議。終了後「出馬する気持ちはない。参院は人数が多く(意見を)尊重すべきだ。代表は参院から出すべきだ」と記者団に述べた。候補の一本化も求めた。(共同)