Tuesday, November 21, 2017 7:40 AM
佐世保沖で5月に異常接近 7人死亡の米イージス艦
静岡県・伊豆半島沖で6月にコンテナ船と衝突し、乗組員7人が死亡した米海軍のイージス駆逐艦フィッツジェラルドが、事故の約1カ月前に長崎県の佐世保沖で商船と異常接近するミスをしていたことが21日、米政府当局者への取材などで分かった。
フィッツジェラルドが所属する第7艦隊(神奈川県横須賀市)では、8月にも別のイージス艦がマラッカ海峡東方で衝突事故を起こした。当局者によると、事故やミスが相次いだことから米海軍は9月、艦艇に指示を出し、異常接近した場合の報告を義務付けた。
米海軍が今月1日に公表した衝突事故の報告書で「5月中旬に衝突の恐れを伴うミスがあった」と言及。詳細は不明だったが、当局者が取材に対し、場所が佐世保沖で相手が商船だったことを明らかにした。(共同)
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