Wednesday, November 22, 2017 10:06 AM

慰安婦像、交流続け解決を 姉妹都市提携で大阪市議会

 サンフランシスコ市にある慰安婦問題を象徴する少女像を巡り、同市との姉妹都市提携を大阪市の吉村洋文市長が解消する意向を示している問題で、同市議会の自民、公明両市議団は22日、姉妹都市の交流を続けながら解決に努めるよう求める申し入れ書を吉村市長に手渡した。

 申し入れ書は「姉妹都市交流は市、市議会、市民の長年にわたる不断の努力によって培われた財産だ」と指摘。60年に及ぶ提携の歴史を重く受け止めるよう求めた。

 また米国で近年活発化している少女像設置の活動については日本政府が対応を進めており、「地方自治体の行為で外交交渉に影響を与えてはいけない」としている。(共同)