Friday, December 01, 2017 10:04 AM

米大統領の妨害、回答せず 司法長官が非公開証言

 セッションズ司法長官は11月30日、ロシア政府による昨年の米大統領選干渉疑惑を調べる下院情報特別委員会で非公開の証言を行った。同委のシフ筆頭委員(民主党)によると、トランプ大統領に疑惑捜査を妨害するよう指示を受けたかどうかについて回答を拒否した。

 トランプ氏は政権に不利な捜査の阻止を狙い、疑惑捜査中のコミー前連邦捜査局(FBI)長官を今年5月に解任した司法妨害の疑いがもたれている。

 シフ氏は記者団に、疑わしい行為がなければ回答できたはずだと強調。トランプ氏が捜査妨害につながる指示をしたのであれば「違法行為に相当する」と指摘した。(共同)