Friday, August 05, 2016 11:10 AM
次のロボットは「脱娯楽」 ソニー、3年で事業化へ
ソニーが、再参入を決めたロボット事業について、これまでの娯楽を重視した方針を転換し「人の生活に役立つ」ことを前提に開発を進めていることが5日、分かった。3年程度での事業化を目指す。犬型ロボット「AIBO(アイボ)」の生産終了から10年。ITや人工知能(AI)技術の進化により、実用性重視の新世代ロボットが誕生しそうだ。
「役に立たないが人を楽しませる」と言われたアイボから方向性を百八十度転換させる。荷物の運搬や介護支援などでの活躍が期待できそうだ。
ソニーが新たに設置した中長期事業開発室で技術開発担当を務める藤田雅博氏が、共同通信の取材に応じた。開発するロボットの具体像は未定だが「家や都市空間で人に物理的な利便性を提供するために、移動や操作を伴うサービスをする」ことを考えているという。(共同)
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