Friday, August 05, 2016 11:11 AM

ロシア271選手が五輪参加へ IOC発表、さらに増加も

 ロシアの国ぐるみのドーピング問題で、国際オリンピック委員会(IOC)は4日、リオデジャネイロ五輪に同国から271選手が参加すると発表した。IOCによると同国オリンピック委員会からは389人の参加申請があった。

 ロシア・オリンピック委員会のジューコフ会長は、リオデジャネイロ市内での記者会見で人数は今後さらに増える可能性があるとの見方を示し「大部分の選手の参加が認められた」と評価した。

 ロシア選手に対しては選手村内でドーピングの追加検査が行われていることを明かし、ジューコフ会長は「厳しい検査を受けたロシアの選手が最も潔白だ」と強調した。国際陸連の決定でイシンバエワ選手ら違反歴のない選手も含めて陸上チームとして除外されたことについて「不公平だ」とした。(共同)