Tuesday, December 05, 2017 11:08 AM

トランプ氏、捜査を批判 フリン氏訴追「不公平」

 トランプ大統領は4日、フリン前大統領補佐官がロシアによる米大統領選干渉疑惑を巡り偽証で訴追されたことについて「不公平だ」とホワイトハウスで記者団に述べ、モラー特別検察官が統括する捜査を批判した。

 フリン氏は偽証を認め、司法取引して疑惑捜査に全面協力すると表明。政権に不利な証言をする可能性が指摘されており、トランプ氏は政権中枢への本格捜査を警戒している。

 トランプ氏自身に対しても、連邦捜査局(FBI)に捜査をやめさせようとした司法妨害の疑いを追及する声が強まっている。トランプ氏の顧問弁護士は4日、米メディアに「大統領は司法妨害することができない。憲法で全ての事件について意見表明する権利が認められているからだ」との見解を示した。(共同)