Friday, August 05, 2016 11:13 AM
緊急漁獲規制は2年間 クロマグロ保護へ政府提案
日本近海を含む北太平洋海域のクロマグロの資源保護に向け、29日から福岡市で開かれる中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の小委員会で政府が示す新たな提案内容が5日、分かった。漁獲できる若いクロマグロの量が少ない状態が続いた場合に緊急に実施する漁獲規制の期間を2年とし、現行の資源管理の見直しを検討する。
7月末に委員会に提案書を送った。委員会は規制内容などを今年中に決めることになっており、今回の小委員会は日本案を軸に検討する見通しだ。
太平洋クロマグロは高級すしネタなどに使われ、大半が日本で消費されている。政府は日本がマグロ漁を持続できるよう資源管理のルール作りを主導したい考えだ。(共同)
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