Friday, August 05, 2016 11:14 AM

辺野古訴訟、9月に判決 国と県対立に早期判断

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設を巡り、国が沖縄県の翁長雄志知事の対応が違法であることの確認を求めた訴訟の第1回口頭弁論が5日、福岡高裁那覇支部で開かれ、多見谷寿郎裁判長は次回期日の19日で結審し、9月16日に判決を言い渡すことを決めた。双方の主張が鋭く対立する中、再び法廷闘争に進んだ普天間問題は、早期に司法判断が示される。

 国側は3月に和解した従前の訴訟と争点が変わらず「主張は尽くされた」としていた。5日の弁論で意見陳述した翁長知事は「政府は沖縄の民意を無視し、過重な基地負担を将来にわたって固定化し続けようとしている」と国の強硬姿勢を批判した。

 国は翁長知事に対し、辺野古沿岸部の埋め立て承認を取り消した処分を撤回するよう是正指示をしたが、知事は従わず、この対応を違法として7月に再提訴した。(共同)