Wednesday, December 13, 2017 10:28 AM

大谷、10月にPRP注射 予防的措置と米誌が報じる

 プロ野球日本ハムからポスティングシステムでの大リーグ、エンゼルス入りを決めた大谷翔平選手が10月、右肘に自身から採取した血小板を使って組織の修復や再生を図るPRP注射と呼ばれる治療を受けていたと12日までに米スポーツ・イラストレーテッド誌(電子版)が報じた。

 PRP注射による治療は球界では珍しくなく、ヤンキースの田中将大投手がメジャー1年目の2014年に右肘靱帯の部分断裂と診断されてから復帰するまでに受けたことがある。

 同誌によると、交渉中に代理人のバレロ氏が各球団に予防的な措置として治療を受けたと説明。懸念を払拭するため、カリフォルニア州の病院で身体検査を受けたという。

 大谷は8日にエンゼルス入りが発表され、9日に本拠地のエンゼルスタジアムで入団会見。日本時間12日に帰国した。(共同)