Friday, August 05, 2016 1:18 PM
未知の新粒子なかった 欧研究所が解析結果
宇宙を構成する未知の新粒子が存在する可能性を示すデータが得られたことから、確認作業を進めていた欧州合同原子核研究所(CERN、スイス)は5日、新粒子はほぼ存在しないとする解析結果を米シカゴで開催中の国際会議で発表した。「新粒子らしい信号はたまたま現れただけ」と判断した。
CERNは2012年に加速器LHCで、万物に重さを与えるヒッグス粒子を発見。今回はそれに続く「世紀の発見」の期待が高まったが、ひとまずおあずけとなった。しかし今回蓄積した大量のデータは将来の新粒子探しに活用でき、チームはさらに実験を進める。
LHCは、1周約27キロの世界最大の円形加速器。水素の原子核である陽子同士をほぼ光速に加速してぶつけ、飛び散る粒子を分析して宇宙の成り立ちを調べる。ヒッグス粒子発見後、衝突のエネルギーをほぼ倍増させる改造をして15年に実験を再開。同年末にはヒッグス粒子に比べ約6倍重い未知の粒子があるように見える信号を得た。(共同)
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