Friday, August 05, 2016 5:43 PM

NY株反発、191ドル高 ナスダック、SP最高値

 5日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は堅調な米雇用統計を好感して大幅反発し、前日比191.48ドル高の1万8543.53ドルと約2週間ぶりの高値で取引を終えた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は54.87ポイント高の5221.12で昨年7月20日以来、約1年ぶりに終値の最高値を更新。幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数も18.62ポイント高の2182.87も最高値をつけた。

 朝方発表された7月の米雇用統計で景気動向を敏感に映す非農業部門の就業者数が市場予想を大きく上回って増え、賃金の伸びも拡大したことから「米景気の先行きに楽観的な見方が広がった」(アナリスト)という。(共同)