Monday, June 20, 2016 1:06 PM

東大が首位転落、7位に アジア大学ランキング

 英教育誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーションは20日、中東を含むアジアの今年の大学ランキングを発表した。これまで3年連続で首位をキープしていた東京大は順位を下げて7位に。上位100位内に入った日本の大学は昨年から5校減少し、14校となった。

 同誌は「日本の大学にとって試される年」と警告。日本の大学が順位を下げた理由として、国際化への消極性や投資の少なさを挙げた。中国が教育機関への投資を増加させる中、日本の大学はこの20年「窮屈な資金」という課題に直面し続けていると指摘し、日本政府に対応を促した。

 京都大は昨年の9位から11位に。このほか東北大(23位)、東京工業大(24位)、大阪大(30位)、名古屋大(34位)なども順位を下げた。(共同)