Friday, December 22, 2017 11:25 AM

1人当たりGDP18位に 16年日本、円高で浮上

 内閣府は22日、2016年の日本の1人当たりの名目国内総生産(GDP)がドル換算で3万9000ドルとなり、経済協力開発機構(OECD)加盟35カ国中18位だったと発表した。円高が進んだことが影響し、15年の20位から浮上した。

 円ベースで16年は前年比1・3%増の424万1000円となった。ドルベースは円高の影響を受けるため、12.7%増と大きく上昇した。為替の年平均は15年が1ドル=121円03銭で、16年は108円84銭だった。

 OECD加盟国中で1人当たり名目GDPが最も大きいのは、ルクセンブルクの10万400ドルで、2位はスイスの7万9900ドル。米国は5万7600ドルで6位。韓国は2万7500ドルで22位となった。(共同)