Thursday, January 11, 2018 11:28 AM

スマホアプリで割り勘精算 米国、若者中心に浸透

 米国でスマートフォンのアプリを使った個人間無料送金サービスが若者を中心に浸透している。現金の持ち合わせがなくても飲み会費用の割り勘精算などが簡単にできると人気。IT企業のサービスが先行したが、「銀行連合」も昨年参入し、顧客の奪い合いが激化している。

 先駆けとなったのは、インターネット決済サービス大手ペイパル傘下で、2009年設立の「Venmo(ベンモ)」。同名のアプリで氏名や銀行口座、クレジットカードなどを登録しアカウントを開設して使う。

 アプリ内で相手の名前を検索し金額を1セント単位まで入力して送金ボタンを押せば手続きは完了。相手も同じアプリを使用していることが前提だ。(共同)