Monday, August 08, 2016 10:38 AM
大統領選に影響企てか ロシア情報機関、サイバー攻撃
米国で、民主党関連組織に加え、党大統領候補になったクリントン氏の陣営もサイバー攻撃を受けていたことが判明、問題が広がりを見せている。米捜査・情報当局はロシア情報機関系ハッカーによる攻撃とほぼ断定、米大統領選に影響を及ぼそうと企てた可能性があるとみて分析を進めている。
クリントン氏は国務長官時代の私用メール問題で起訴されないことが決まったばかり。共和党候補トランプ氏との11月の本選前に、新たに内部文書が流出して打撃を受けないかと陣営は神経をとがらせているもようだ。
米メディアによると、民主党全国委員会のシステムをハッキングしたのは通称「コージーベア」と「ファンシーベア」の2グループ。コージーは昨夏から今春までシステムに潜伏、幹部のメールとチャットを監視し盗み出した。これが7月の民主党大会直前に内部告発サイト「ウィキリークス」で暴露され、幹部らがクリントン氏に肩入れするやりとりが明るみに出た。(共同)
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