Thursday, January 25, 2018 11:10 AM
PCカメラでストレス計測 パナ、働き方改革を支援
パナソニックは25日、ノートパソコン「レッツノート」の内蔵カメラで顔の脈拍を読み取り、社員のストレスの度合いを計測できる企業向けサービスを今年夏に始めると発表した。社員一人一人のパソコンの利用状況を細かく把握するサービスも2月から始める。職場環境の改善やテレワークの推進、業務の効率化に役立ててもらい、働き方改革を支援する。
ストレス判定は社員のパソコンに専用のアプリを導入して行う。画面上部にある内蔵カメラで社員の顔を写し、緊張で顔がこわばった際の脈拍の変化などをリアルタイムで解析してストレスの強さを6段階で評価する。結果は本人や企業の管理部門に送るなど、導入する企業の要望も踏まえて個別に検討する。
パソコンの利用状況については起動や終了の時間だけではなく、キーボードやマウスを操作した時間の記録も取り、社員の業務の状況をきめ細かく把握する。勤務中にどんなアプリを使ったかも分かり、こうしたデータを業務の見直しにつなげてもらう考えだ。(共同)
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